【平成28年熊本地震】阿蘇山&桜島噴火への影響は?南海トラフ地震の予兆か
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平成28年熊本地震の,阿蘇山や桜島噴火への影響が気になります.これは南海トラフ地震の予兆なのでしょうか.
平成28年熊本地震の『阿蘇山』『桜島』噴火への影響は
今回の地震の概要に関しては,
こちらの記事を参照ください.
ここでは,
周辺の火山活動への影響という観点で地震をみていきます.
まず,確認しておきたいのですが,
それと同時に,
阿蘇山から非常に近い位置に存在する町なのです.
地図ははこちら.
益城町は赤いチェックのある箇所です.
そして,そこから視線を右に少しずらしてみてください.
そう.
『阿蘇山』と非常に近い位置に存在しているのです.
『桜島』はかなり南の方なのでですが.
それゆえ,
地震に伴う火山の噴火を懸念する声が多数あがっています.
— Well-dandy (@dandysan0503) 2016年4月14日
これを見ると阿蘇山が本気出しそうな予感しかしない。 pic.twitter.com/4B8feG63S8
— Путин из вечности (@Putin_DarkSouls) 2016年4月14日
震源の深さ、マグニチュード、揺れ方から内陸直下型地震だったのでしょう。
— 空知ドラゴン (@solachidrgon77) 2016年4月14日
海洋プレートの大地震より破壊力がある事も。
被害が最小限である事を祈りたいです。
断層がズレたと思われるが、阿蘇山にも近い地区なので火山関連も心配です。
丁寧に分析する方も.
とにかく心配なんです.
ただ,
ニュースなどでは,
現時点で火山活動への影響はないと考察してるようです.
こちらは,
4月14日深夜に開かれた記者会見の様子.
阿蘇山や桜島といった近隣の活火山への影響については、「地震との関連は今のところない」と述べた。
阿蘇山の状態に普段と比べて変化がなかったことから,
このように考えているようです.
余震に関しては依然として強いものが多数起こるとしていますが,
政府としては一応影響がないとしています.
阿蘇山との関連、今のところないとのこと。 記者会見に応じた気象庁の方、よくぞ聞いてくれたという感じで質問に答えてた!
— 揚羽 (@yukiocchi) 2016年4月14日
少しだけ安心しました.
もちろん油断はできません.
南海トラフ地震との関連は
まず『南海トラフ』とは何か?という話です.
震源域を表します.
概ねこの赤い点線に相当する部分が,『南海トラフ』です.
言葉で説明するなら,
次の通りです.
東海地方から紀伊半島,四国にかけての南方の沖合約 100kmの海底にある延長 700kmの溝状の地形。フィリピン海プレートが日本列島の下に沈み込んでいる場所に相当する。
概ね,
浜名湖から和歌山県の潮岬にかけて起こるものが『東南海地震』.
というように呼ばれています.
何が問題かというと,
この地震が起きたときに想定されている被害が尋常ではないのです.
死者の数は33万人程度.
東日本大震災の時が1万6千人規模だったことを考えると,
考えられないほどの規模であることがよくわかりますね.
さらに,
この海域で起こる地震に関しては,
津波も襲ってくるということが言われています.
で,
今回の『平成28年熊本地震』と連動してしまうのか,
ですが,現時点では大きな影響はないとの見方がなされています.
少しずれている気はします.
ですが,
熊本県内を中心に未だ大きな余震が続いている状態です.
この揺れに本当に影響を受けないのかと言われれば,
正直分かりません.
日本ではこれまでに巨大地震をいくつも経験し,
徐々に地震のメカニズム,地質のメカニズムが明らかになってきてはいます.
ですが,
日本列島の地下に眠る『プレート』に関しては未だわからないことも多く,
地震の予知に関しても課題が山積みです.
こうした地震の恐怖から完全に逃れようとするのであれば,
日本から飛び出す他に現時点では手段がありません.
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