【熊本地震4月14日】前兆予兆や予測はあった?地震研究者や政府の見解は
【スポンサーリンク】
【速報】2016年4月14日21時26分頃,熊本県を中心に震度7を記録する地震が起こりました.その前兆や予兆はいつあったのか,余震はどうか,地震研究者の見解をお伝えします.
熊本地震が発生
14日午後9時26分ごろ、九州地方を震源とする地震があり、熊本県益城町で震度7の揺れを観測した。
出典:熊本で震度7=九州地方で強い揺れ―被害状況確認急ぐ・政府 (時事通信) - Yahoo!ニュース
今回の震源の深さは10kmと非常に浅く,
マグニチュードは6.4を記録しています.
被害状況など,
詳しい地震の情報はこちらの記事を参照ください.
随時更新していきます.
地震研究者や政府の見解は
余震の有無
マグニチュード6・4は非常に大きいとまでは言えないが、大きな規模の地震だ。震度7は報道によると限定的な地域だが、非常に大きな揺れだ。注意すべきは余震。必ずあると言っていい。震度が大きかった地域では、耐震化がされていない建物の中は特に注意し、家具の転倒にも注意が必要だ。これだけ震度が浅く、また内陸で起こっていれば津波の心配はない。
実際,
一番最初は21時26分頃に地震が発生していますが,
その後,
さらに,
22時38分頃にも震度5弱の揺れが観測されているなど,
発生当初とそん色ないほどの強い余震が続いています.
予兆や予測の有無
熊本市のすぐ東にある土地です.
『布田川・日奈久断層帯』のすぐそば,ほぼ真上に位置しています.
この断層帯は全長およそ101kmで,非常に長いものです.
政府の地震調査委員会が2003年7月にまとめた評価結果によると,
という旨が報告されていました.
2002年に予測された30年以内の地震発生確率は,
中部で最大6%
と報告されています.
この数字にはあまりピンとこないかもしれませんので
参考までに記しておきますが,
野島断層における地震発生確率は8%でした.
なので,
あくまでも断層帯の通っている地域ということで,
地震が起こるということは事前に予測されていたと言えるでしょう.
もちろん,
この事実に目を向けて普段から暮らせるほど,
我々は地震に目を向けていません.
筆者もそうです.
大規模な災害が起きてから初めて,
地球上で起こる地震の10%が日本で起きている
という衝撃的な事実に気づくのです.
諸説ありますが.
そのくらい日本は地震大国であるということです.
地震研究者や政府の見解にも目を向け,
地震の住む土地に起こるリスクを認識し,
暮らしていくほかにありません.
---------------
別の角度から地震を予測する方法もあります.
この『地震雲』は非科学的とも言われるものですが,
あながち間違いではなさそうな気もします.
その他の情報
くまモンの安否について
震度7を記録した『益城町』について
地震災害時の通信手段『LINE』の便利さについて
wadamaru.hatenablog.com
募金はこちらへ
wadamaru.hatenablog.com
火山や南海トラフ地震への影響
まとめ
◆熊本県で2016年4月14日に起きた地震では,大規模な余震が起こる可能性がある.
◆地震調査委員会の資料から,今回の地震は事前に予測されていたと言える.