東大村井教授の熊本地震に対する見解!予測は的中したのか
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地震予知で著名な東大の村井教授.熊本地震に対する見解を出されています.予測果て的中していたのでしょうか.
東大村井教授の熊本地震に対する見解
熊本地震への予測
2016年4月6日発行(Vol.16,No.14)における記述がこちら.
地震予測サマリ-
〇警戒レベルアップ地域
南西諸島(レベル1→2)
北海道道南・青森県(レベル1新規)
〇警戒レベルダウン地域
北信越地方・岐阜県(レベル4→3)
北海道北部周辺(レベル3→削除)
鹿児島県・熊本県・宮崎県周辺(レベル2→削除)
事前には,熊本県周辺において『レベル2』とされていたのです.
『レベル2』というのは,『震度5以上の地震の可能性がある』という段階です.
5段階ある中の2段階目ということですね.
熊本地震の1週間ほど前の6日にはレベルの表記が削除となっていますが,
その1週間後の13日,
2016年4月13日発行(Vol.16,No.15)
においては,
トピックスと地震予測サマリ-
トピックス
一か月にわたり静謐な状態が続いております。
※静謐な状態=安定、安全とは限りません。
前兆現象→静謐→地震発生はよくあるパターンです。ご注意ください。
との記述があります.
2016年の正月には,
大々的に危険を示されてもいました.
今年の正月(1月5日発売)に出た週刊ポストの迎春合併特大号に掲載されたJESEAの「異常変動全国MAP'16」では九州南部警戒ゾーンを地図で示し「熊本・鹿児島に顕著な沈降現象」と言う見出しで警戒を呼び掛けていました。週刊誌が出てから4か月半後に熊本地震が起きたことになります。
— 村井俊治 (@sh1939murai) 2016年4月15日
つまり,
村井教授は地震発生の可能性があるとして,
予測を的中させていたと言えるでしょう.
熊本地震発生後の見解
ただし,
あくまでも警戒レベルを落とし削除していたということで,
次のような発言もされています.
熊本地震で亡くなられた方に哀悼の意を表します。地震予測は難しいですね。数か月前からメルマガで鹿児島・熊本・宮崎周辺に「3月末頃まで」ということで要注意を呼びかけていました。4月になったので4月13日に取り下げたところ昨日熊本で震度7の大きな地震が起きました。反省しています。
— 村井俊治 (@sh1939murai) 2016年4月14日
地震予測がいかに難しいか,
ですね.
これをもって地震予測が的中したのか,
それとも外れたのかとするのかは自由ですが,
少しでも可能性がある場合には日頃から注意をすべきである
という教訓でしょう.
普段なかなか意識するのは難しい部分もありますが...
地震とは本当にやっかいです.
東大村井教授のその他関連情報
*追記します.
メルマガも発行
2016年の地震予知情報
まとめ
◆東大村井教授は,平成28年熊本地震を予測していたと言える.
◆一方で反省の弁も.