【芸人おさる】書道作品の値段と実力評価がすごい!師事者は松川昌弘氏
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芸人の『おさる』さん.その書道家としての実力が凄いと評価されています.作品につけられる値段や,師事者の情報もまとめてみました.
芸人『おさる』の現在:書道家『宇都鬼(うっきー)』として活動
2016年5月2日(月)には,あの『しくじり先生』にも登場!
現在なにをして日々を過ごしているのか,過去のしくじりに対してどのように捉えているのか,非常に気になります.
ここでは,芸人『おさる』さんの,書道家としての側面に着目して,その実態を探ってみようと思います.
書道家 宇都鬼先生のパフォーマンス、最高でした。(笑) pic.twitter.com/iqGSjQNMjT
— 横島編集隊(マリー&因幡姉弟&3幹部) (@inabakyoudai) 2016年1月10日
お笑いタレントから真の芸人へ:改名に次ぐ改名
19990年代の後半に,コンビとして活動をされていました.
当時の大人気番組であるボキャブラ天国などにも出演.
その名前を知らない人はめったにいないほどになりました.
ところが.
2000年にコンビを解散したのち,
2004年に,細木数子さんの占いにより
という名前に改名をします.
これを最初に聴いた時は,正直,『正気なのかこの人は.』と思ったものです(笑)
ただ,そんな心配もよそに,仕事はどんどん増え,順調そのものでした.
2007年には,当時の清純派タレントである山川恵里佳さんとの結婚もありました.
まさに順風満帆.
当時は芸人さんと綺麗なタレントさんとの結婚は珍しく,話題性もありました.
しかしながら.
こうした時期は長くは続かず.
仕事の低迷具合には歯止めがきかなかったといいます.
原因は,主に2つありまして.
- 合計で4度も改名をしているので,業界から嫌われてしまった
- 創価学会の勧誘活動をやりすぎた
ということが指摘されています.
後者の方は一般的にタブー視されているので,テレビで触れられることはまずないでしょうね.ただ,少なからず影響はあったとみられています.
こうした流れを変えようと.
39歳の時から,書道の道へ進むことを決心します.
実はお母様が書道の先生をされているので,幼い頃から書道には慣れ親しんでいたのです.
まだ苦労は絶えないようですが,1つ自信の持てるものを見つけられたことにより,初めて『芸人』と自ら名乗り始めたそうです.
それまでは『芸人』としての実力に自信がなく,『お笑いタレント』と自ら称していました.
それほどまでに自信をもてた『書道家』という道.
おさるさんの実力はいかに!
書道作品の実力や評価はいかに
調べてみると,驚きの賞の数でした.
ご覧ください.
第33回東京書作展:優秀賞
第34回東京書作展:特選
第35回東京書作展:部門特別賞
第36回東京書作展:特選
東京書作展選抜作家展2015:東京新聞賞
第24回永和全国書店:大賞
第25回永和全国書店:大賞
これだけの賞を獲っているというのは,かなりの実力をお持ちであることの証明でしょう.
2008年から学び始めた書道ですが,週末には10時間以上書くこともあるとか.
書道というのは一筆ごとの微妙の差異が効いてくる非常に繊細なものなので,その分,こだわりだしたらキリがないのでしょうね.
良い作品をつくろうと思ったら,相当ハードな練習量を維持しなければならないのです.
これだけでも十分ですが,
テレビ番組『中居正広のミになる図書館』では,その美文字っぷりを披露し,共演者たちから称賛の声が挙がっていました.
ほぼほぼ満点のオンパレード.
その書道家としての実力がいかにすごいものであるかは,芸能界の中でも知られるところとなっています.
実際,芸能人の方々に書を書く機会もあるようで,
評判は非常に上々のようです.
書家 宇都鬼 - キャイ~ン・天野ひろゆきさんに書かせていただきました。 「輝」 | Facebook
いいですよね!
好きな漢字を,魂を込めて書いてもらう.
好きな時に好きなだけ眺められるようにしておくと,それだけでパワーをもらえそうな気がします.
書道作品の値段
気になる作品の値段なのですが,
想像しているほど高くはない,という話がご本人からなされていました.
中国の書家の作品だと,高い場合で1億円近い値段がつくこともあるようですが.
超売れっ子になるとグンと値段が跳ね上がるのかもしれません.
絵画と同じく,芸術作品ですからね.
要は言い値ということです.
価値を感じた分だけ,支払う.受け取る.
おさるさんの書道家としての名前は『宇都鬼』ですが,
そのホームページによると,依頼は個人でも法人でも受け付けているようです.
値段の記載はありませんが,依頼可能なものは幅広いです.
例えば,
- 命名書
- 表札
- 年賀状デザイン
- 書道パフォーマンス
- ペン字レッスン
- ロゴ関連
- 企業理念
- 社名
などなど.
実際にいくらくらいで売買されているのかは明確ではありませんが,
おそらく,手が出ないようなものではないのでしょう.
書道に用いる用具も非常に高価なものが多く,
現在は書道家としてだけでは食べていけないほどだという話が出ています.
世知辛いですね..
師事した松川昌弘氏とは
かなり書道歴のある先生でした.
1955年熊本生まれ。東京書作展常任運営委員。1982年筑波大学芸術研究科修士課程修了。1991年東京書作展特別賞受賞。個展多数
個展も多数開かれていますし,
書道教室もされているようですね.
書道界の中ではかなりの重鎮に相当します.
その書道教室でのインタビューでは,
次のようなことを述べられていました.
僕は『上手に字を書く』ということだけではなく、書を通じて、ものの見方、考え方を身に付けることを大切にしています。一見単純な繰り返しの中から真の創造は生み出されると思います
これです.
こうした姿勢が,おさるさんの書道家としての才能を開花させ,ひいては『芸人』としての自信や自覚をも生んだのではないでしょうか..
まとめ
◆芸人の『おさる』氏の書道の腕前は素晴らしい!
◆作品の値段は不明だがあまり儲かっている様子ではない.