三浦大知のMステ出演で起きた口パク公開処刑について考察してみた
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5月6日のMステ出演で,圧倒的すぎるパフォーマンスを魅せた三浦大知さん.その影では公開処刑が行われていました.これに関して思うことを書き連ねます.
三浦大知の鳥肌レベルのパフォーマンス
元々『Folder』のメンバーとして,9歳の頃に歌手デビューしていた三浦大知さん.
当時から『和製マイケルジャクソン』と言われる程に素晴らしい歌唱力やダンスを披露されていました.
変声期を機に脱退し,ソロデビューしてから11年.
遂にMステへの出演を果たしました.
今日は!!!!!!!!
— 血液の湯気&大知識人H@ruk! (@dmlove_0824) 2016年5月6日
Mステ!!!!!!!!三浦大知!!!!!!!!
楽しみ!!!!!!!!
動画はMステ公式からヾ(●´∇`●)ノ#三浦大知 #Mステ pic.twitter.com/eoNyOV2bSP
みてください,
この人柄の良さそうな顔.
滲み出ていますよね.
そしてなにより,圧巻のパフォーマンスはこちら.
なんとアカペラでのスタートでした.
三浦大知 Mステ
— 松井遥己 (@haluking55) 2016年5月6日
アカペラ+シンクロダンス
本当に生放送でここまでのレベル魅せられる人他にいないと思う。まじでかっこよかった!!! pic.twitter.com/GBxNZD13oh
これが出来るアーティストが日本にどれほどいるのか.
安室奈美恵さんくらいでしょうか.
公開処刑は起こるべくして起きた
で,ここからが本論です.
三浦大知さんのすぐ後に歌ったのが,SKE48の皆さんでした.番組中には,ジャニーズのSexy Zoneもパフォーマンスを披露されていましたね.
それゆえに,三浦大知さんの圧倒的な歌唱力とダンスの力を目の当たりにして,彼らアイドルの『口パク』やダンスの力との差が明らかになってしまいました.
こうしたアイドルグループが,いわゆる口パクをすることは当たり前である風潮があります.なので暗黙の了解として普段はそれほど気にならないのですが.今回はちょっと事情が違いましたね.
こうした明らかな力の差を揶揄して,
公開処刑だ
とする声が挙がり始めました.
確かに,これは筆者も思いました.
三浦大知さんのパフォーマンスに釘付けになり惹きつけられていた時間から一変.SKE48による,いつも通りのアイドルらしいパフォーマンスが始まったわけです.
何をどうひいき目にみても,とても観ていられない.素敵だとは思いますけどね.
筆者の意識は既に,三浦大知さんのパフォーマンスをいかにして他者と分かち合うかにシフトしていました.
音楽自体は大好きなので,普段ならアイドルグループのパフォーマンスも全て観ます.でも今回は気が乗りませんでした.
そもそも,番組の紹介の仕方も『歌って踊れる』ことが凄いことであるとしていましたし,タモリさんのコメントにも違和感を感じました.
歌って踊れてすごいね
というものです.
これっておかしくないですか!(笑)
ジャニーズやアイドルの面々は,常に踊りながら歌っているはずです.
それが当たり前のように,涼しい顔をしてこなせてきている,そういう『体』をとっていたはずです.
それを改めて『すごいね』とは.
これまでの歌って踊っている『ようにみせている』人達は一体なんだったのかという話です.
本音と建て前とが見事に明らかになった瞬間でした.
それに加え,この三浦大知さんのパフォーマンスに対する明らかな反応の良さ.
番組側の演出も,冒頭からアカペラで口パクではないことの証明をしていますし,紹介の仕方も全て,『実力派』であることをアピールしています.
もういい加減,やめませんか.
この茶番.
口パクとか,事務所の圧力とか,事務所同士の仲の悪さに影響を受けすぎるの.
もう十分ですよ.
確かに,歌って踊れる方が観ていて楽しいです.それも,顔がかっこよかったりかわいかったりする方が,喜ぶ人の数は圧倒的に増えます.
それに,顔が良いとみなされる人をスカウトして選抜する中で,歌やダンスの力まで圧倒的なものを求めるのは困難であることも分かります.アイドルであれば,トークの力や,いわゆる『アイドル性』が必要なのも分かります.
ならば,無理やり『出来るふり』をする必要も,させる必要もないですよ.
グループであれば,誰かが踊って誰かが歌うなど,役割分担をすればいいです.
必要なら外部のサポートメンバーを加えてもいいでしょう.
もうこれ以上口パクをして『公開処刑』などと言われて.
変な風潮が漂っていては,誰も得しません.
ファン同士が争ったり,比較して『公開処刑だ』『口パクやめろ』などと騒がれて.
三浦大知さんをはじめとする歌って踊れるアーティストも,別に特別であることを強調したいわけではありませんから.ただ単純に色んな人に自分の姿をみて欲しいし,楽しんでほしいという気持ちがあるだけです.
公開処刑と言われる側も傷つきますし,言っている側も,しょうもないことを言って,他人を,その人なりに頑張っている人たちを蔑みたくもないでしょう.単純に楽しんでいる人も多そうですが.みていて気持ちいいものでもないです.
公開処刑された側は,その人達の得意な部分で魅力をアピールすればいい話で.
すみ分けをしたらどうだろうか,と思います.
人を惹きつけ楽しませる力は確実にもっているはずですからね.
少しずつでも,この奇妙な風潮が変わっていくことを強く望みます.
テレビなどのメディアには,単純に,『世の中に望まれている人々が,望まれている形で,無理なく表現できる場所』をつくっていって欲しいです.
大人が何千人も集まって知恵を出し合って成り立っている世界です.無理なことを言っているとは到底思えないのですが.
あなたはどう思いますか?
良ければコメントください.
まとめ
◆三浦大知の初Mステパフォーマンスは圧倒的なものだった.
◆口パクやダンスの技量に対して,『公開処刑』という言葉が飛び交った.
◆無理をせず,それぞれの持っている魅力を前面に押し出した見せ方をすれば良いのでは,という意見.
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