波留の人間不信の原因は誰にある？宮崎あおいとの不仲説も
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女優の波留さんが，人間不信であった過去を暴露したと話題です．その原因が誰にあるのか，ある人物の名前が浮上しています．
女優の波留さんが人間不信になっていたことを告白
NHKの朝の連続テレビ小説『あさが来た』で一躍大ブレイクし，間髪入れずに次のドラマ『世界一難しい恋』でヒロイン役を演じているのが，波留さんです．
嵐の大野智さんと演じているその役柄は，『あさ』時代とはまた全く違う印象を与えており，その役柄の幅の広さを感じています．
そうした充実した最中の波留さんですが，テレビ番組『A-studio』で，ある衝撃的な事実を告白されていたのです．
それは後に，ご自身のブログの中でも語られています．
自身のブログ
こちらです．
『あさ』という役をやめたいと思ったわけではないということを強調しながら，その当時の想いを綴られています．
現場は、たくさんの人がいて成り立つものです。その中でささいな事の積み重ねで人を信用できなくなり、それを何度か経験しているうちに、誰にも何も話せなくなり、挙句に誰かと目を合わせるのも怖くなった時間すらありました。
そのなかで感じた孤独や不安は、思い出すだけで今でも涙がでてきて、わたしのなかで卒業できていない感情です。
なるほど．
『ささいな事の積み重ね』とは何なのでしょうか．
何度も何度も経験するうちに孤独や不安を感じてしまうほどのものとは一体．
朝ドラの現場は特に壮絶であるという話は耳にしたことがありますが，ヒロインならではのプレッシャーからくる類のものではなさそうな表現が目立ちますよね．
女優を続けていくことが、こんな気持ちになることにつながってしまうなら、わたしは女優を、ずっとはやっていけないと思ってしまったのです。その気持ちからの、遠くにいる母へのやめたいというメールでした。
そしてそれは，『女優であり続ける』ことをやめたいと思うほどの感情へと膨れ上がっていったのです．
これは相当ですよね．
なにせ波留さんと言えば，朝ドラのオーディションに何度も何度も応募して，ようやくヒロインの座を射止めたからです．
『あさ』の話の前には，ヒロイン以外の役で合格したこともあったそうです．ですが，それをやってしまうともう二度とヒロインは出来ないという噂もあり，諦めずに挑戦し続けてきたのです．
これは相当な想いがなければ出来ません．
そこまでして得られた役を，『やめたい』と口にしてしまうほどの経験ということです．想像つきませんよね．
確かに撮影にあたっては時間も不規則ですし，心身ともに少し不安定になっていたのかもしれませんが．．．
考えるのが得意な人ほど，感受性が豊かな人ほど，他人の些細な言動から心の動きが読めてしまうものです．波留さんのブログを読んでいると，なんとなく分かる気がします．
それでも今変わらず走っていられるのは、すべて終わってみて、あの時間はわたしの人生の中の特別な試練だったんだとわかったからです。
終わってみないと何もわからないと、身をもって知りました。
ただし，撮影を全て終えて，得られたものも大きかったと．
未だに卒業できていない感情であるとはしながらも，心の中で一定の整理はついている様子に少し安心しました．
波留さん，本当にお疲れさまでした．
ただ，
これから先にヒロインをつとめる方たちが、伸び伸びと心身ともに健やかで収録にのぞめること、これがわたしのちいさな願いです。
これも贅沢ですかね。
このように，次のヒロインの方への想いも綴られています．
自身の経験を次の糧にしてもらおうと．
これは決して贅沢な事ではないと思いますよ．
業界ならではの不条理な慣例なども多いと思いますが，誰かが言いださなければ変わることはありません．
それならば，改めて『朝ドラのヒロイン』になる方のためにも，今回の波留さんの経験を活かせるようにしていくべきですよね．
原因は誰にあるのか？
波留さんのお話に出てくるのは，『現場の人間関係』により人間不信に陥った，という事実だけであり，やや抽象的なレベルに終始しています．
このことからは，『特定の誰かが原因ではない』のではないか？とも思えます．特定の人との争いであれば，あえて言う必要もありませんし．現場が違えば参加しなくなる可能性が大きいですからね．
となると思いつくのが，『不特定の誰かからの嫌がらせ』の類ですね．
いわゆるいじめです．
それは，スタッフさんかもしれませんし，共演者の誰かかもしれませんし，複数人いる可能性もあります．
朝ドラならではの，『若手女優の登竜門』的な側面が，『ヒロインなら苦労して当たり前である』，というような風潮をつくりあげていたのかもしれません．
次の『朝ドラのヒロイン』になる人のためにも言葉を綴っているということは，次のヒロインにも起こりうる，ということを示唆してもいますよね．
つまり，『朝ドラのヒロイン』に対する意識に起因しているのではないかと思うのです．
それも正当な指導であれば問題はないと思うのですが，『不信』に陥るようなものです．あまり道徳的に優れたものではなかったのでしょう．
なので，直接的な原因が誰か個人にある，とは考えづらいです．
宮崎あおいさんが筆頭候補に
とはいえ，
集団での人間関係の乱れは，誰か1人を起点にして始まることが多いですよね．
間接的な原因は，誰か個人に由来しているとしても不思議はありません．
こうした中で，数いるスタッフや共演者らの中から唯一名前が挙がっているのが，『宮崎あおいさん』なのです．
宮崎あおいさんは，波留さん演じる『あさ』のお姉さんの役柄でした．主演はあくまでも波留さんでしたが，準主演くらいの勢いはあったと言われています．宮崎あおいさんは芸歴も長いですし，実績も十分ですから．
宮崎あおいさんが直接的な原因の一端を担っているというのには，少し頷ける部分もあるのです．
なぜなら，宮崎あおいさんは実際のところ『演技が非常にうまい』のです．
なので，他人の演技に対しても悪いところが分かってしまいますし，それを堂々と指摘できるだけの地位もあります．
そのため，宮崎あおいさんがどのような振る舞いをしようとも，現場の他の人々が『待った』をかけるのは難しい気がするんですね．
仮に主演は波留さんだけれども，それが気に喰わないというような感情があった場合には，多少横暴な振る舞いがあった可能性もなくはありません．あくまでも可能性ですが．
宮崎さんが上記のようなことをしていなかったとしても，周りの人々が色んな解釈をして乗っかってしまったかもしれません．
何せ実績も何もない当時の波留さんには，何かを主張することは容易ではなかったはずですから．
筆者としては，宮崎あおいさんが嫌がらせをしたなどということは信じていません．
あくまでも個人に起因するものではなく，現場全体の雰囲気が，波留さんに『人間不信』を感じさせてしまったのではないかと．
集団になれば，何が原因で何が起こるのかはもはや誰にも予想がつきません．
視聴率を高く保つプレッシャーや迫る撮影の期限，それぞれの役割に追われて，そうした状況をつくりあげてしまったのではないでしょうか．
具体的に何が起こったのかは現場にいた人にしか分かりません．
ただ，波留さんも仰る通り，次の演者さんたちには同じようなことが起こらないことを，強く望みます．
まとめ
◆波留さんの人間不信は，誰か特定の人を原因とするものではないのでは．
◆朝ドラのヒロインを務めるのは大変だが非常にやりがいのあるもの．
